2011年04月01日 (金)
・木の幹に穴が開いて、水が溜まってます。大丈夫?
幹の先が枯れたので切断し、そこから雨が入ると腐朽が進むと思ってトタン板でふたをする事がありますが、水が穴に溜まったからといって腐朽が広がるわけではありません。
木に活力があれば、建全部と腐朽部は明確に区画され、腐朽菌が拡大するのを阻止します。
むしろ水が溜まると空気が遮断され、好気性菌である材質腐朽菌は繁殖できなくなります。 水中貯木場は木を水に漬ける事で木の腐朽を防いでいます。また水が溜まるという事は建全部と腐朽部が、水も漏らさぬほど完全に区画化されていることを意味します。 空洞内の材が乾いていたとすれば、それは材の健全な部分に含まれる水が、まったく外に出てこない程しっかりと腐朽防御壁が出来ていることを意味します。
木は絶えず水を吸っている生物です。生きている木に対して、木を腐らせないために乾燥させようとすることがそもそも無理な事なのです。
幹の先が枯れたので切断し、そこから雨が入ると腐朽が進むと思ってトタン板でふたをする事がありますが、水が穴に溜まったからといって腐朽が広がるわけではありません。
木に活力があれば、建全部と腐朽部は明確に区画され、腐朽菌が拡大するのを阻止します。
むしろ水が溜まると空気が遮断され、好気性菌である材質腐朽菌は繁殖できなくなります。 水中貯木場は木を水に漬ける事で木の腐朽を防いでいます。また水が溜まるという事は建全部と腐朽部が、水も漏らさぬほど完全に区画化されていることを意味します。 空洞内の材が乾いていたとすれば、それは材の健全な部分に含まれる水が、まったく外に出てこない程しっかりと腐朽防御壁が出来ていることを意味します。
木は絶えず水を吸っている生物です。生きている木に対して、木を腐らせないために乾燥させようとすることがそもそも無理な事なのです。
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